カン拡張4
コンマ圏 の対象は のようなもので、これを [tex:
ここで、2つの関手を定義する。(射影関手?)
[tex:P^c
[tex:Q^c
すると、 は錘と考えることができる。
定義
が稠密とは、各 について
が成り立ち、その余極限錘が になることを言う。
特に、部分圏 が において稠密であるとは、その包含関手が稠密であることとする。
いろいろ双対のようなのでそれも書いておこう。
コンマ圏 の対象は のようなもので、これを [tex:
ここで、2つの関手を定義する。(射影関手?)
[tex:P^c
[tex:Q^c
すると、 は錘と考えることができる。
定義
が余稠密とは、各 について
が成り立ち、その極限錘が になることを言う。
命題
が余稠密であるとき、そのときに限り、
は を伴って、
に沿った の各点右カン拡張になる。
「自分自身の自分自身に沿った拡張」とはなんだろうか。
一応、それらしい図を書いておく。
命題
()
は全単射。
これは によって定義される関手
が充満忠実なことと同値である。
系
のhom集合が に含まれるとき、 で
定義される米田埋め込み は余稠密である。
(証明)
教科書に書いてある。
元ネタ:圏論の基礎 マックレーン