ガンマ関数とベータ関数
いきなり、どうした?みたいな。
量子力学を復習してちょっとそんな気持ちになった。
元ネタ:特殊関数 第1章 犬井鉄郎
定義 ガンマ関数
部分積分をすると
特に、 。
Gaussの公式
Weierstrassの公式
ただし、 。
これから、 に極を持つことがわかる。
定義 ベータ関数
いろいろ計算してみると、
次のような公式も導ける。
また、ベータ関数には次のような表示もある。
定義域を複素数にし、積分範囲も複素数の領域にできる。
ガンマ関数の周辺積分表示
ベータ関数の周辺積分表示
これらを使うと、たとえば、次のような公式が導かれる。
Stirlingの公式
昔々、授業で先生がものすごい(今で言う)ドヤ顔でスターリングの公式を
使っていたような気がするが、何の授業だったか思い出せない。
個人的に、ガウスの公式やワイヤストラスの公式が役に立ったことはない。
そもそも見たことすらない。
ガンマ関数について言うと、2次元可解模型のS行列が大量のガンマ関数で
書かれているのを見て、「あー、ガンマ関数使えるんだ」と思った。
ただ、それもそれほど詳細な知識はいらなかった。ような気がする。
当時、多くの学生が「テツローって名前、本当にあるんだ」と思ったはずである。